カザフスタンの絶景 黒川紀章氏が設計した未来都市アスタナ - グッとくる世界の絶景

2014年12月20日

カザフスタンの絶景 黒川紀章氏が設計した未来都市アスタナ


テレビで途上国の都市の映像を目にされて「意外と発展してるなぁ」とつぶやかれた経験はないでしょうか。そんな驚きMAXの絶景が、中央アジアの雄、カザフスタンの首都にあります。

カザフスタンは、ソビエト連邦崩壊後の1991年に、カザフスタン共和国として独立し、石油や天然ガス、鉱物資源など豊富な資源を背景に目覚ましい経済発展を遂げてきました。その首都アスタナ(Astana)は、大陸の真ん中にまさかこのような発達した都市があるとは思わなかったと誰もが驚かされるほど美しい未来都市です。

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■カザフスタンの首都「アスタナ」


●新首都アスタナ
カザフスタンの首都は、1997年にアルマトイ(Almaty)からアスタナに移されました。アスタナとは、カザフ語で「偉大な都市」という意味です。アスタナの建設には、ソ連からの独立や21世紀型の最先端の都市を建設することによって世界へアピールするといった狙いがありました。

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●日本人建築家がアスタナを設計
この未来都市の建設に、ある日本人が関わっていたのをご存知でしょうか。世界的に有名な建築家、黒川紀章さんです。2007年にお亡くなりになるまで、国内外で都市計画を手がけられました。1998年にカザフスタン政府主催で新首都建設のマスタープランとデザインに関する国際コンペが実施され、参加した27チームの中から黒川紀章さんの都市計画案が1位になりました。

アスタナは、2030年に100万都市を目指して段階的に建設が進められており、黒川紀章さんが想い描いた都市の完成はまだまだ先のことですが、世界で活躍した黒川紀章さんの建築遺産のひとつとしてアスタナを訪れる方が増えていると聞きます。


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●2017年アスタナ万博(EXPO-2017 Astana)
2017年にアスタナで万国博覧会が開催されます。アスタナ万博の会期は、2017年6月10日から9月10日までの3ヶ月間の予定です。万博のテーマは、「Future Energy(未来のエネルギー)」で、100カ国余りの再生可能エネルギー分野の国際組織・大手企業が出展する計画です。ちなみに、2015年はミラノ、2016年はアンタルヤ(トルコ)、2020年はドバイで開催されます。
アスタナ万博公式ホームページ(英語)

●アスタナ観光情報
アスタナの観光施設、ホテル、レストラン、ショッピング等の情報が、在カザフスタン共和国日本国大使館のホームページに掲載されています(pdfファイル)。
アスタナ案内(2014年8月現在) 


■カザフスタンへのアクセス・行き方


●日本からのアクセス
日本からカザフスタンへの直行便はありません。首都アスタナにも黒川紀章氏の設計により大規模な改築を行ったアスタナ国際空港がありますが、就航航空会社の多い旧首都のアルマトイ(アルマティ)のアルマトイ国際空港がカザフスタンの玄関となっています。
・アスタナ
 日本からアブダビ(UAE)、タシュケント(ウズベキスタン)等で乗継
・アルマトイ(アルマティ)
 日本からソウル/仁川、北京、アブダビ(UAE)、タシュケント(ウズベキスタン)等で乗継

●エア・アスタナ
エア・アスタナは、カザフスタン最大の航空会社で、旧首都のアルマティを中心に世界各国とを結んでいます。日本へは直接乗り入れていません。アルマトイ(アルマティ)とソウル(仁川)間の定期便を週2便運航しています。アスタナ、アルマトイとフランクフルト、ロンドンを結ぶエア・アスタナの自社運航路線でルフトハンザ航空のアワードマイルを獲得できます。
エア・アスタナ ホームページ

●アスタナ国際空港
アスタナ国際空港は、アスタナの南約20Kmにあります。1931年に開設されましたが、2005年には日本の援助を受けて、黒川紀章氏の設計のもとで大規模な改修が行われています。カザフスタンの中部に位置するアスタナは、国内でも有数の大規模な政治・行政、ビジネス、文化の中心となっています。国の中央機関、海外の外交使節団、国内外企業の本社、主要な大学、文化機関がアスタナにあります。人口約78万人。
アスタナ国際空港ホームページ(英語)


●アルマトイ(アルマティ)国際空港
アルマトイ国際空港は、アルマトイの北東約18kmにあります。カザフスタンのフラッグ・キャリアであるエア・アスタナが、ハブ空港として国内外に運航しています。カザフスタンの南東部に位置するアルマトイは、1991年の独立から1997年にアスタナへ遷都されるまでカザフスタンの首都でした。現在でもカザフスタン最大の都市で、商業・文化の中心地、海外からの玄関口です。人口約157万人。
アルマトイ国際空港ホームページ(英語)



■カザフスタン観光・魅力


●アスタナのバイテレク(Bäyterek)
バイテレクは、新首都のシンボルとして建設された塔です。塔の高さは105メートル、展望台は97メートルの高さにあります。巨大な木のようですが、バイテレクはカザフ語で「ポプラ」を意味しており、遊牧民の伝説に登場する「生命の木」を指します。入場料500テンゲを払い日本製のエレベーターで上がると、アスタナを360度見渡すことができます。年中無休 10:00〜21:00。


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<在カザフスタン日本国大使館によるバイテレクの紹介>
『アスタナを紹介する冊子には必ず登場する街のシンボルタワー。バイテレクとはカザフ語で“ポプラ”を意味し、「生命の木」とされ、聖なる鳥サムルークがバイテレクに黄金の卵を産み落とすというカザフの神話に基づいてデザインされている。新市街中心部に位置し、三層になった展望台からは建築中の整然とした新市街と建物が雑然と並ぶ旧市街とを一望出来る。展望台最上部(高さ 97m,遷都された 1997年に由来する)にはナザルバエフ大統領の手形の置物があり、観光客がひっきりなしに、嬉しそうに手形に触れながら記念撮影をしている。週末にはウエディングドレスを着た新婚カップルの姿もよく見かける。塔全体の高さは 105m。一階には土産物屋と熱帯魚が泳ぐ水槽、展望台内部にはカフェがある。夜は 7 色に変化するライトアップがされる。』(出典:同大使館HP)

●タムガリ(タムガル)の考古的景観にある岩絵群
タムガリ(タムガル)は、カザフスタンのアルマトイ州にある峡谷で、アルマトイ(アルマティ)からは北西に約180kmに位置しています。一帯には青銅器時代から中世まで3000年に渡り、5000点にのぼる岩絵(線刻画)群が残されています。2004年には、中央アジアに残る岩絵群の中で、初めてユネスコの世界遺産に登録されました。


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●アルマトイ(アルマティ)地下鉄
カザフスタンの旧首都アルマトイ(アルマティ)には地下鉄が走っています。中央アジアではウズベキスタンのタシュケント地下鉄に次いで2番目の地下鉄です。旧ソ連時代の1988年に着工され、途中資金難による建設中止を経て、路線の一部が2011年12月に開業しました。旧ソ連の伝統的なスタイルとモダンが融合したデザインの駅には、大理石やシャンデリアなどの豪華な装飾が施されており、見逃せない都市部の絶景スポットです。
2013年には2022年冬季オリンピックの開催地として立候補しています。

アルマトイ(アルマティ)地下鉄


■カザフスタンの治安


実情をよく知らない国名を聞いた時の日本人の最初の質問は、治安はどうなの?だと思います。
〇〇スタンというだけで危険なイメージをお持ちかもしれませんが、カザフスタン全土で、「十分注意してください(継続)」となっています。(外務省海外安全ホームページ 記事掲載時点)情勢は変わりますので、常に最新の情報を取得してください。
外務省海外安全ホームページ−カザフスタン

●在カザフスタン共和国日本国大使館による治安情報
「2012年10月以降、テロ事件の発生はなく、発生前に法執行機関により阻止されている。」「統計上、殺人等重罪事件の発生件数は引き続き減少傾向にあり、窃盗事件やフーリガン(暴行)行為の増加傾向は若干緩やかになりつつある。しかしながら詐欺の増加傾向が顕著であるほか、外傷性銃を使用した犯罪には引き続き注意が必要である。」(記事掲載時点)
在カザフスタン共和国日本国大使館−安全情報

●アメリカ国務省による治安情報
「外国人観光客が遭遇最も一般的な犯罪は、財布のひったくり、スリ、暴行、そして強盗です。スリや強盗はアルマトイの中央バザール(「グリーンマーケット」として地元で知られている)、ホテル、交通機関、青空市場などの付近で最も頻繁に発生します。アメリカ市民はホテル、バスや鉄道駅、ショッピングの近くで特別な注意を払うことをお勧めします。」。この他にも、警官や公務員による違法な罰金の要求などに注意するよう促されています。
travel.state.gov(英語)


■カザフスタンあれこれ


●カザフスタンの人々
カザフスタンは、約130の民族で構成されていて、うち約6割がカザフ人、約3割がロシア人です。カザフ人と日本人は顔つきがとてもよく似ているので、外国人であるという違和感をあまり感じません。そのためか、カザフスタンの人々は非常に親日的と言われています。

カザフスタン大統領.jpg
▲ヌルスルタン・ナザルバエフ大統領

在カザフスタン共和国日本国大使館は、日本企業の安全に関わる諸問題について「現在のところ、カザフスタン国民、在留他国民からの日本に対する過激な悪感情は感じられず、本邦企業に対する具体的な危険も把握されていないが、日常的な邦人被害防止対策は必要。」としています。(記事掲載時点)

●カザフスタンの美人アスリート
カザフスタンに美しすぎると評判のバレーボール選手がいます。美女のお名前はサビーナ・アルシンベコバ(Sabina Altynbekova)さん。18歳の大学生、身長182cmで驚異の12投身とモデルのようなカザフスタン女子U−19代表選手です。美人かどうかは自分の目でお確かめください。
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●カザフスタンとシルククロード
カザフスタンには、かつてはシルクロードの重要なルートが通り、多くの民族が盛衰を繰り返した歴史的な場所が沢山残っています。シルクロードのオアシスとして栄えた旧首都のアルマティは、アジアとヨーロッパの文化が交じり合った国際都市でした。また、チンギスハンが西へ遠征するきっかけを作ったオトラル事件の舞台、オトラルの町があります。





posted by MAYU at 22:37 | カザフスタン Kazakhstan | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする




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